toko!toko!Sendai vol.2の全貌をご紹介します。

oko!toko!Sendaivol.2
日時 :2011年 7月 3日 (日 ) 13:00~16:30
集合場所:サンモール一番町商店街 野中神社
チーム :12チームくらい
参加費 :1チーム 1500円
企画 :つれづれ団
主催 :Book!Book!Sendai2011実行委員会 http://bookbooksendai.com/2011/
本に関する7つの指令をクリアして高得点を目指せ。指令場所は仙台市内のあっちこっち。
途中、まちなかで本を読んでる人を見つけ読んでいる本と名前、メッセージをもらえばボーナスポイント!
参加チームと順位
1位(516点):どんぐり姉妹
2位(498点):ぴちゅー
3位(468点):清滝っ子
4位(446点):みかんず
5位(430点):ばかもの夫婦
6位(407点):こけしおり
7位(392点):ぐっちゃん
8位(385点):竹川書房
9位(384点):勝手に伊坂会
10位(379点):豆カレー
11位(350点):カツカレー
12位(332点):スニーカーチーム
●指令タイトル:「縁むすぶっく」
●指令場所:野中神社
●指令内容:
①チームごとにおみくじをひけ!
くじには「本の題名が書かれたくじ」と「作者名が書かれたくじ」がある。
チームごとにくじをひいたら、
「本の題名が書かれたくじ」をひいたチームは「作者名が書かれたくじ」をひいたチームを、
「作者名が書かれたくじ」をひいたチームは「本の題名が書かれたくじ」をひいたチームを探せ。
本の題名と作者名がそろった2チームでチームを組む。
②野中神社の敷地中に隠れている本を探せ!
2チームで協力して、野中神社の敷地内に隠れている本を探せ。
本を探し出したら、本の題名が書かれたくじ、作者名が書かれたくじ、見つけた本をつれづれ団に報告せよ。
③早く本を見つけたチームは高得点をゲット!
本の題名と作者名が合うチーム作り、本を見つけたチーム順に
1位 100点 2位 90点 3位 80点 4位 70点 5位 60点 6位 50点
と点数をゲット。
制限時間は10分間。
もし制限時間内に本を見つけることができなければ、得点は0点に。



●担当者からのコメント:
指令場所となった野中神社は、伊達政宗が城下町建設の際に測量に使った縄を埋めてたてられたいわれています。
縁むすびの神様として有名でサンモール一番町の隠れた名所なのですが、初めて訪れたという参加者がほとんどでした。
この野中神社での指令のテーマは「縁むすび」
ほかの指令はチームごとにクリアしていくものですが、野中神社での指令は2つのチームで協力してクリアする内容を考え、参加チーム同士が交流する機会になればと企画しました。
担当者の独断と偏見で選ばれた本は梶井基次郎『檸檬』、東海林さだお『なまずの丸かじり』、寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』など。隠れている本の中には、東海林さだお『猫めしの丸かじり』、銀色夏生『つれづれノート』などのダミーも。
ペアとなるチームも本も瞬時に見つけたチームもあれば、題名と作者名を組み合わせるのにしばらく悩むチームもありました。
すべてのチームがクリアするのに5分もかからず、交流としてはわずかな時間でしたが、参加チーム同士がごちゃまぜになっていたのはよい感じでした。
次の指令場所に向かったあとの野中神社の静けさといったら。まるで嵐が去ったあとのようでした。
●指令タイトル:「野外BOOK」
●指令場所:東北大学片平キャンパス



●指令内容&コメント:10分間で①②③にトライしてもらいました。
①BOOKタワー
単行本を積み上げて三段のタワーを作る。一段なら10点、二段なら20点、三段なら30点もらえます。
みなさん上手に三段タワーを完成させていました。が、何回やっても崩れてしまうチームが…。あせるとなおさらバタバタと倒れていき更にあせる!見ていて面白かったです。
実はゴザの下にブーブークッションを仕込んでおりました。見事にひっかかってくれた時は笑いが止まりませんでした。
②BOOKウォーキング
好きな本を選んで頭にのせて落とさないように歩く。歩けた距離によって点数がもらえます。ゴールできると50点。
伏し目がちにソロリソロリと歩く姿はまるでアシモ。緑の中のアシモ達、かわいかったです。
けっこうゴールまで行ける方が多く、コツを伺ったら「無心」「精神統一」という言葉が返ってきました。アシモには集中力です。
③BOOKはねつき
硬軟大小さまざな本から一冊選び羽子板代わりにしてボールを打ち合う。続いたラリーの回数が点数になります。
一番難しかったようで、みなさん汗だくになっていました。短い距離でポンポン打ち合うチーム、抜群の反射神経でラリーが続くチーム、どうやっても続かずヘトヘトなチームと様々でした。最高は17点。スバラシイ。
息を切らしながらも「面白かった!」と言っていただき、嬉しかったです。
せっかくの外遊びなので動き回ってもらいました。指令3つは多いかな~?と心配でしたが、10分でちょうどよい感じに収まりました。よかったよかった。
●指令タイトル:「本の登場人物に変身!」
●指令場所:TURN&HANGAROUND
●指令内容:
本の中の登場人物になりきる。紙や布でお面や服、小物などのなりきりアイテムを作る。それを身につけて登場人物になり、本の一場面を再現するなど審査員の関本さんにアピールする。




●担当者からのコメント:
みなさん予想以上のなりきりっぷりでした。見た目はもちろんですが、セリフを話すだけでなく動きや効果音を加えたり、背景を作るなど積極的にアピールしたチームが高得点でした。
●指令タイトル:「選んで読んでみーつけて!」
●指令場所:stock
●指令内容:
紙袋を1つ選んでもらい、中に入っている本を手がかりに問題を解いてもらいます。当たった数がそのままポイントになります。


●担当者からのコメント:
この指令は集中力、ある程度本のどの辺に書いてありそうかという推理力。最終的には勘と運。これら3つが試されるようにしたいなと思い、作成にあたりました。できるだけ知名度の高そうな本を仕入れて6つの紙袋を作りました。結構難しめに問題を作ったつもりでしたが、1度読んだ事があるものに当たると簡単なようでした。もっと歯ごたえのある問題を考えるべきだったかなと反省してます。でも楽しかったです。
●指令タイトル:「リレー絵本」
●指令場所:アンティークショウ
●指令内容:
絵本の続きをどんどん描いてゆこう!
前のページまでを読んで、その続きを描いて下さい。一人見開き1ページ、1チームで見開き2ページまで描くことが出来ます。素晴らしい描き込みや、あっと驚く展開を描いたチームは高得点。


●担当者からのコメント:
ぱぱっと早業で描くチームもあれば、描き込みが楽しくて止まらない~というチームもありました。絵本を二冊用意して、それぞれ全く違う始まり方をした筈なのに、結局はどちらも動物が主人公の物語に変容したのがおもしろいところです。残念ながら完結には至らなかったので、来年も続けようかしら。
●指令タイトル:アイロンビーズで「BOOK!」を作ろう。
●指令場所:アイロンビーズギャラクシー
●指令内容:
アイロンビーズでBOOK!という文字を作る。制限時間10分


●担当者からのコメント:
10分でできたのは一人だけですが、点数は完成できたかできないかにかかわらず、作品にこめた思いで点数をつけさせていただきました。みなさん楽しんでいたようで、何よりでした。
●指令タイトル:「オジイさんに読書感想文を提出しよう」
●指令場所:オジーノ・カリーヤ
●指令内容:
お店の中の本棚から一冊、本を選んで読んで、読書感想文を書いてオジイさん(店長さん)に提出、赤鉛筆で添削・採点してもらう。



●担当者コメント
五橋通の古い一軒家の、すてきなカレー屋さん「オジーノ・カリーヤ」。
ふだんは眺めるだけの中庭におじゃまして、おいしい飲み物をいただきながらの指令に参加者のみなさんも、のんびりゆっくり楽しんでもらえたようです。
短い時間ではありましたが、しっかり読み込んで、熱心に感想文を書いてくれたかたが多く、オジイさんもひとつひとつだいじに読んで、だいじにコメントを書いてくれました。
店内にはカレーのおいしいにおいが、ふわり、漂っていて「次はゆっくりカレーを食べにきます!」というかたがたくさんいました。
おいしいカレーと、すてきな店内と、オジイさんとのたのしい会話をゆっくりのんびり楽しんでもらえたらと思います。
時間がなくてまわれなかったというかたが、ほかの参加者のかたのはなしを聞いてその日のうちにお店に行って、カレーを食べてきたそうです。感想を聞いたところ、大満足の様子で、うれしいかぎりです。五橋界隈にあまりなじみのないかたもいたようで、ほかにもすてきな場所の多いところですから、
自分の地図がひろがる、よいきっかけになればと思います。
<おまけ>



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