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2009年5月14日 (木)

行った事無いけど福井にある復原町並は凄そう。

先日、お風呂につかりながら、天守の分類を思い出しておりました。
天守ってのはお城にある建物で、分かりやすく言うと
「弘前城とか姫路城って言われて思いつく白い何層にもなった建物」
です。
これを明治以降の状況により4っつに分類すると
「現存・復原・復興・模擬」
となります。
因みに国鉄バスは路線の性格毎に
「先行、代行、培養、短絡」
と、これも4っつに分けられます。
誰か知らないけど4っつに分けるのが好きな人がいるんでしょうね。

さて、お城です。
「現存」というのは弘前城とか、姫路城のように昔からあったもので、殆ど残っているのが奇跡のようなものです。歴史も連続していて国の宝といった感じです。

「復原」は一度取り壊されたり、消失したりしたものを建て直したもの。松山城なんかがこれです。最近、城跡に建てられたものはけっこうコレです。文化庁の方針でそうなっています。復原は当時の資料が無いとまず出来ないので、復原成った天守には地元の人の執念を何処となく感じます。

「復興」は、天守はあったんだけどどんなのか分からなかったり、何処にあったのかいまいち分からないけど。。。
といった感じで明治以降、特に戦後多く立てられたもので、大阪城なんかがいい例です。現在の大阪城天守には「昭和の天守閣」という異名もあります。

「模擬」とは読んで字のごとく「模して擬せた」もので、本来天守の無かった城なのに、イメージ重視でつくちゃったものです。富山城とか横手城などがそうです。

何も知らないと騙されそうな模擬天守には気をつけたいですね。


中田

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